「電気」は社会の隅々に行き渡り、当たり前のように使えることで、企業の活動を支え、人々の生活を豊かにしています。また、太陽光発電などの新エネルギーやインターネットの普及で、私たちの携わる仕事も多岐に渡るようにもなりました。
「電気工事の基本」は様々な機器に電気を供給すること。この1点に尽きます。そのための管路を作り、ケーブルを配線します。この作業は、発電した電気を供給する新エネルギーの場合でも、機器に必要なデータを送る情報通信でも、基本的には同じ作業と言えます。
太陽光や風力などの新エネルギー産業や、インターネットやスマートフォンの普及に伴う情報通信産業は、これまでの電気・電力がそうだったように、社会のインフラを支える産業に成長しつつあります。そういった『新産業』に取り組む為には、新たに覚えなければならない知識や技術もありますが、電気工事の基本的な技術は至るところで活用することが出来ます。
携わる業務も多岐にわたる電気工事は、未経験の人から見れば『大変な仕事』に思えるでしょう。特に勤め始めて1~2年は、仕事の内容が分からない精神的なストレスと、慣れない作業での体力的なキツさで、電気工事士になる事をあきらめてしまう人も少なくありません。しかし3年を過ぎたころから、徐々に図面の内容が理解できるようになり、自分の判断で材料や工具を選定して作業出来るようになっていきます。
そうやって自分が携わる作業が増えていき、そして工事が完了すると、非常に大きな達成感を得る事が出来ます。この達成感こそが、何も無いところから完成まで携わる電気工事の『おもしろさ』であり、我々電気工事士の『やりがい』となっていきます。
瀬戸電気は1986年創業以来、高い技術力を評価されてきましたが、景気の波などで厳しい時期もありました。それでも、新しい知識や技術を積極的に取り入れ、社員ひとり一人が成長し乗り越えてきました。これから先も、変化を恐れず一歩づつ前に進み、社員とともにさらに成長していきたいと考えています。