難しそうなイメージがある「電気工事」ですが、確かに他の職種に比べれば、工具や資材の種類が多いので、覚えるまでは最初は大変かもしれません。ただ一度覚えてしまえば、知識と経験をどんどん生かしていけるので、やりがいのある面白い仕事になっていきます。
未経験から一人前の「電気工事士」になるには、どんな過程になるのか、どんなステップを踏むのかを簡単にご紹介します。
ほとんどの工事現場で朝8時より朝礼を行います。
その後作業を開始し、休憩などを挟んで17時を目途に作業終了、片付けなどを行い帰社します。
会社で各班に分かれて、それぞれ現場に向かいます。
最初は自分がどの班と一緒に行くのかなかなか判断できないので、前日に各リーダーに確認します。
資材や工具の名前がなかなか覚えられず焦る日々。
やる気もあって言われた事をやってるつもりでも、なかなか結果が伴わいませんが、これも成長に必要な過程です。
図面や指示が理解できるようになり、資材や工具の名前も分かるようになります。
少しづつ技術も身に付き、やるべき事も判断できるようになるので、仕事の一部を任されるようになります。
ある程度仕事全体が理解できるようになります。
自分で考えて仕事を進められるようになるので、仕事に達成感が生まれ、技術的な面でも後輩に指示出来るようになります。
仕事全体を任されるようになり、それまでに身に付けた技術を生かして作業が進められるので、電気工事が面白くなります。